化粧品成分辞典|グリセリン(濃グリセリン)

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グリセリン(濃グリセリン)

化粧品表示名グリセリン
医薬部外品表示名グリセリン、濃グリセリン
INCI名Glycerin
特性水性成分(モイスチャー成分)
期待される効果・用途保水、保湿、溶剤、温感
敏感肌
グリセリン(濃グリセリン)
使用感
さっぱり
しっとり

グリセリンの特性・効果など

グリセリン(濃グリセリン)は、保湿力が非常に高く、しっとりした潤いを長時間保つ効果があります。

非常に優秀な保湿剤で、皮膚にも存在する成分です。

そのため、アレルギー性が低く低刺激性であり、敏感肌の人にもおすすめです。

水となじむと発熱する性質があり、ホットクレンジングなどにも配合されます。植物由来のものが利用されやすいです。

グリセリンのデメリット

グリセリンは非常に優秀な成分ですが、デメリットは”ベタベタした使用感”です。

ベタつきが苦手な場合、BG(1,3-ブチレングリコール)が良いかもしれません。

一方で、使用感がサラっとしやすいエタノールを少量配合することで、ベタつきは解消されます(少量であれば、アレルギー反応も起きにくいです)。

グリセリンは50年以上の使用実績もあり、危険性はほとんどないと考えられています。

参考

美肌成分事典 著かずのすけ,白野実,株式会社主婦の友インフォス

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